地団駄を踏んで1up

テキスト:日向寺
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ペー
新宿駅地下の切符売場で、後ろ姿だが、全身ピンク、背は低め、くるくるパーマをかけた人がいた。

ペーだ!
林家ペーだ!
・・ペーだ。
・・・ペーだよね?
・・・・本当にペーか?

この人物は林家ペーなのか。
いや、推測するに限りなくペーなのだ。ほぼほぼペーと言ってもいい。

ほぼほぼペー。

なんだそれは。こんな言葉があっていいものか。

十中八九ペー。こうしてもだめだ。麻雀の役や、十返舎一九みたいなものに見える。

話が逸れた。本物かどうかを知るには単純な話だ。確認すればいい。
「ペーさんですか?」
こう言えばいいだけだ。

言えない!

なぜなら、ペーじゃなかった場合問題が起きる。
想像して欲しい。全身ピンクのもじゃもじゃの小男。そんな人間と対峙した場合、君の神経はまともでいられるか。

「ペーさんですか?」
振り向いたら違うのだ。
よくわからない全身ピンクのおじさんと見つめ合う。素直におしゃべりできない!

「違います」
「あはは!ほんとだ!違った!」

そう無邪気にいられるのならいい。
無理だ。ペーじゃないから。僕の目の前に立ってるのは気さくなイメージのおじさんじゃないから。
しかも、おそらくだが全身ピンクの男はそれそのものに矜持を持っており、ぺーに間違えられるのは 一番の屈辱だろう。

怒りに震えて顔が真っ赤のピンクの男。
そんな赤色3号みたいな奴に怒られたくない。

ペーは電車に乗るのか?パー子だっていない。
ペーじゃない、うん、ペーじゃない。
様々な思いが交錯する中僕は足を止めず通り過ぎた。
| 日向寺 | トシちゃん | 19:20 | - | - |
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